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ハロウィンと文化の日

年に何度かやってくる行事食ウィーク。

今回は、10月31日のハロウィン行事食と、11月3日の文化の日行事食をまとめてお伝えします。

ハロウィン🎃

日本ではあまり馴染みのなかったこの行事が人気になったきっかけは、何だったでしょうか?

思えば、2000年頃から人気を博した”ハリーポッターシリーズ”が発端のようにも感じますが、実際のところ、記憶はとても曖昧です。

元々は「古代ケルト人が秋の収穫を祝い、夏の終わりを告げる『サウィン祭』に由来し、あの世とこの世の境が曖昧になる日のため、悪霊を寄せ付けないために仮装する」そうですが、はて、ケルト人とはどちらの地方のお人でしょう?

調べてみますと、紀元前1200年頃、中央ヨーロッパで誕生した鉄器時代、ヨーロッパ各地に広がった文化圏で生活していた人々のことのようです。

秋の収穫をお祝いすること、さらにはあの世の存在を信じること、死者への弔いの気持ちは、はるか紀元前の古代から現代においても、時代を超え、国境を越えて同じようなものなのですね。

10月31日 ハロウィン行事食

シーフードピラフ

オニオンスープ

南瓜グラタン

生ハムサラダ

南瓜ババロア

そして、文化の日。制定は1948年です。

かつては明治天皇の誕生日【明治節】という祝日でした。

戦前、天皇の誕生日は天長節と呼ばれ、[天長地久](天地が永久に不変であるように、物事がいつまでも変わらずに続くこと)を願いお祝いされていたそうです。

1946年11月3日に公布された、現在も私たちが則っている日本国憲法の精神は「自由と平和」にちなむことから、この日を『自由と平和を愛し文化をすすめる日』という理念の祝日になりました。

・・・ヨーロッパの風習のハロウィンをお祝いしたかと思えば、日本国憲法に由来する文化の日の叙勲や文化に親しむ。

これぞ、まさに日本らしい文化と感じるのは私だけでしょうか?

11月3日 文化の日

いなり寿司

すまし汁

筑前煮

浅漬け風

フルーツ

 

今年は特に大阪万博も開催され、世界各国の様々な文化に触れることが出来た年となりました。

今後も、食を通じ、さまざまな文化を感じていきたいと思います。

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